こんばんは。
夜はかなり冷え込む。そんな夜こそHipHopを聴いて人生について考えるのがベストだと思う今日この頃。
新型コロナウイルスも広がりをみせている今日この頃だが、そんな恐怖に負けてはいられない。
こんな時代だからこそ聴くべき曲を今日は紹介しようと思う。
今日紹介する曲は
Be Free / B.I.G. JOE
昨年発売のアルバム「TENDERNESS」に収録された一曲。
この曲もこれまで紹介してきた曲同様、パンチラインの応酬である。
B.I.G. JOEを知っている人はご存知の通り、オーストラリアで服役した経歴をもつラッパーだ。
そんな経験をした男から繰り出される言葉はとにかく渋みがあり、重く、説得力が凄まじい。
この曲は視聴側に問いかけるような内容であり、それ故、これは私についての曲か?と錯覚してしまう。(そんなはずはない)
私が特にクラってしまうバースが以下だ。
「このまま泣き寝入りで一生過ごすか お前のやるべきことをゲトるか
どちらにせよこれは前途多難な 脱出ゲームの現実版だな」
「お前がほしかったのはお金か? そりゃ金があれば不自由はないわな
もしお前の命が今夜限りなら それでもお前は金を稼ぐか?」
「だまっていたって自由はつかめない 今のお前じゃ自由はわからない
誰かが与えた自由という枠じゃ 本当の喜びは到底来ない
このまま囚人のように生きるか お前の魂を喜ばせるか
どのみち簡単な方法ではない お前には革命が必要なんだ」
ヤバい。。
人生これでいいのかと日々葛藤している人、やりたいことが何もないと悩む人、
そんな人にこの曲を聴いてほしい。
心の安定のために自己啓発本を何冊も読み漁るのならば、この一曲を聴けばシンプルな答えにたどり着く。
皆義務教育という枠に閉じ込められ、その枠に慣れてしまうがゆえ、本来のやりたいことや赤ん坊の頃の自由さを失っていく。
こうあるべき、こう考えるべきと刷り込まれ、発想力を奪われているということに気づく人は案外少ないだろう。
本来大事なことに気づかせてくれる、人生を変えるきっかけを与えてくれる、そんな一曲だと思う。
是非この一曲を聴き、そしてアルバム全曲を聴くことをおすすめする。