HipHopは人生の教訓

HipHopという素晴らしき教材の広報活動および自分のこと少し語るブログです。

最近聴いて良かった曲

 

こんにちは。

 

今日はクリスマス。

昨日の夜は娘たちにプレゼントをセッティングした。

今朝娘たちが起きてきてプレゼントがあることに気が付いた。

長女は喜びのあまり、開封できない状態。

2歳の次女は興奮気味で喜ぶ。

やはりこんなに純粋に喜べる子供達って素晴らしいと思った。

今朝はそんな素晴らしい感じで朝をスタートできた。

 

そして、以前もブログで買いたが、やはり早朝は素晴らしい。

本当に空気が澄んでいる。特に冬の朝は静かに感じる。

静けさの中で自分の好きな曲を聴きながらコーヒーを淹れて一服。

至福のひと時だ。

 

今日は最近聴いて良かった曲を紹介する。

 

 

1、Life Story feat. ILL-BOSSTINO / ZORN

youtu.be

 

新小岩

新小岩

  • ZORN
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥2444

music.apple.com

 

Newアルバム新小岩に収録。

アルバム全体を通して非常に良かった。

そして、何よりBOSSが客演しているという半端なさ。

SEEDAの「Mic Story」を初めて聴いた時の感動が蘇った。

BOSSのバースの完成度は勿論のこと、MAX120%だった。

けれど、ZORNも負けていない。むしろ個人的にはZORNのバースに共感できることが多く、最後のHook前のバース「これだけは覚えておけ まずは夫婦円満 オレの意見より 嫁の機嫌は間違いない。ZORNの言う通り。

 

 

2、SUMIYOI feat. 鎮座DOPENESS, JJJ / Campanella

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「AMULUE」 Campanella
Amulue

Amulue

  • Campanella
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥2037

music.apple.com

 

Newアルバム「AMULUE」に収録。

一言で言うとチルい。これこそ朝にピッタリ。

そして、家の周りの風景にすごくマッチする。

住み良いとは何か?

便利だけど忙しなさを感じる街なのか、それとも不便だが静かな田舎なのか、それともその中間なのか、それは人ぞれぞれだと思う。

でも一番大事なのな住み良い場所に「住み良い自分になる」ことじゃないかと思う。

 

 

3、とっとく feat. sawaragi / 石田 力也

プリーズ - EP

プリーズ - EP

  • 石田 力也
  • ホリデー
  • ¥765

music.apple.com

 

HipHopではないが、最近時々聴いている。

最近休みの日に昼から酒を飲むことがある。その時のBGMにめちゃくちゃハマる。

ジャケもチルいけど、曲全体を通してめちゃくちゃチルい。

1人で高揚している時にもハマるし、センチメンタルな気分の時にもハマる。

とにかく1人でこの曲を聴くことに意味がある。

 

 

4、Bout Shit / The Lox & DMX

youtu.be

 

Bout Shit (feat. DMX) - Single

Bout Shit (feat. DMX) - Single

  • ロックス
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255

music.apple.com

 

バチバチな曲。最近はUSより日本語を聴くことの方が多かったけど、この曲は久々にきた感じがあった。というかThe Loxは毎回ハズさない。これぞHipHopという感じのサウンドと3人のバチバチなスピット。

そこにDMXも加われば、オレ世代としては最高な感じ。

 

 

5、Finest feat. ISSUGI & 茂千夜 / ENDRUN

youtu.be

 

ONEWAY

ONEWAY

  • ENDRUN
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1833

music.apple.com

 

4年前発売のENDRUNのアルバム「ONEWAY」に収録。

年末になると不思議とこの曲を聴きたくなる。

茂千夜のバースがこの1年の自分の行いや感情を振り返らせてくれる感じがある。

そして、改めて翌年から気持ちを入れ替えて、初心と謙虚な姿勢を取り戻していこうってなる。

オレにとってはそんな曲。

 

 

以上。

 

また、時々こうやって最近聴いて良かった曲というトピックでブログを書こうと思う。

 

 

三島「DREAM feat. BES」

 

こんばんは。

 

今日はクリスマスイヴ。

先ほど娘たちのプレゼントをセッティングした。

娘が「サンタさんが頑張ってプレゼントを運んでくれるから、うちで休憩できるように」と言って、クリスマスツリーの前にクッキーとミルクを用意していた。

 

あまりの純粋さに心が打たれた。

 

大人になると損得気にしたり、自己中心的になったり、純粋とかけ離れた感情が強くなる。そんな感情があるからこそ、日々が苦しくなる。オレも少なからずそんな感情を持ちながら日々生きている。

そう思うと子供の純粋さってマジで素晴らしい。

純粋に目の前のことに取り組んだり、夢を追いかけたり。

 

今日はそんな純粋に夢を追いかける気持ちがリリックにぶち込まれている曲を紹介する。

 

DREAM feat. BES / 三島

 

結構前の曲。

2013発売のアルバム「ナイモノイリ」に収録。

 

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三島「ナイモノイリ」

 

この曲で三島というラッパーを知り、そして、この曲を大好きになった。

アルバムには、他にも「すぐいる?」(ド変態SHIT) や、「提灯(GATTEM MIX)」「銀舎利」などいぶし銀バチバチの良曲が揃っているが、オレとしては「DREAM feat. BES」がダントツで良曲だと思う。

 

トラックはJJJ。疾走感あるトラックの上で、三島、そして、BESがぶちかましている。

めちゃくちゃポジティブソング。

特にこの曲は三島のバースに名言とも言えるパンチラインが多数ある。

この曲だけで、”名言集”的な自己啓発書丸々1冊分くらいの内容が詰め込まれている。

 

三島のバースのほぼ全バースがその名言にあたるが、その中でも特に好きなラインを抜粋して紹介していく。

 

(三島バース1)

「描いちゃ破れる様々なDream その繰り返しだけどまだまだだぜEmpty 楽じゃないことは百も承知さSuccess キリはないがオレら力ならあるぜ」

 

「七つ転んだって八つ起きりゃいい 何通りもの明日をイマジン」

 

「危ない橋の一本渡れないようじゃでかいCashは遠のく一方 前に出る今日より明日 しかしDead line超えりゃ2Pac、Notorious」

 

「何度も飲んだぜここまで泥水 それでもStay Dream No Reason」

 

読んでもらえばわかる通り、”男ならあきらめんな”ってことをこんなにもわかりやすく前向きに教えてくれている。しかもそこにHip Hop的表現も交えているのが素晴らしい。

 

(BESバース)

「誰もが最初はヨチヨチ歩き 色んなものに興味 それに対する気持ち 思い描く夢はでかく小さくもある 一つの幸せ追い求める日々」

 

「財産はある 価値観とFeelin'」

 

さすがBESとしか言えない。客演時のBESは、ソロ時を超えるパンチラインをたたきこんでいることがよくあると思う。個人的にはSHIZOOの「たしかに」のバースに並ぶレベル。

 

 

(三島バース2)

「現実ってやつはいつも手におえない でも受け入れなきゃ最後まで夢は追えない」

 

「ぼやぼやしていたら置いていかれるNew Day 生きているうちはせず死んでから休憩 チャンス来る時まで備えは入念 脱げないようにきつく結ぶシューレース」

 

「弱音吐いたところで何も変わらない 歯喰いしばらなきゃ光は射さない」

 

「いくになっても生きれりゃいい 残りの人生今日が一番若い 失敗してもしなくていいぜ心配 傷一つないやつなんざいないさ」

 

 

最高過ぎる。”人生はたった1回、失敗を恐れるより行動あるのみ”ということをかみ砕いて、しかもわかりやすくカッコ良く教えてくれている。

この曲を聴く度に”自分のやりたいと思ったことに素直になろう”と思える。

 

 

やや古めの曲で今の流行とは違う感じかもしれないけど、結果的にリリックで聴ける曲は何年も聴くことができてしまう。

 

この曲は純粋に夢を追うことの重要性を気づかせてくれる。

時々ネガティブになって過去を振り返ったり、悔やんだりすることがあるけれど、人には時間がつきもので、人生はたった1回。死んだらやり直し不可。

そう思うと自分のやりたいことや興味、好奇心にまっしぐらになって生きたほうが、人生という時間を悔いなく使うことができる。

 

後ろばかり振り返って歩けば前方にあるリスクとチャンスに気づくことができないし、後ろ歩きをしても同じくそうだろう。

やっぱり前見てないと。人生1回だからリスクを受け入れて、その先のチャンスをモノにしないと。

 

久々にこの曲を思い出すことができて、そして聴くことができて良かった。

娘の純粋な行いのおかげで思い出すことができた。

 

また辛くなった時、迷った時はこの曲を聴いて日々を乗り越えていこうと思う。

 

聴いたことがない人は是非聴いてほしい。

 

明日の朝、娘たちが喜ぶ顔を思い浮かべながら眠りにつこうと思う。

グッドナイト。

 

S.L.A.C.K. 「何もない日に feat.SQUASH SQUAD」

 

こんばんは。

 

土日定休の方々は今日、明日と休みだと思う。

となると、今夜は最高な気分なんじゃないかと思う。

 

オレはかれこれ10年以上不定休の仕事をしていて、”週末最高!”みたいな感覚はなく

なってしまった。

この1週間なんかは、先週の日曜日から昨日まで仕事だったし(厳密に言うと、昨日は残業で今朝まで仕事をしていた)、年末年始やGWも無関係。

管理職であるが故、イレギュラーなことがあれば休日であろうが昼夜問わず会社から呼び出される。

 

なので、土日だから嬉しいとか、休みだから嬉しいとか、そんな感覚が年々なくなってきている。

ただ、今日は朝に帰宅後、久々に何もせずに休むことができた。

嫁も気を遣って気楽に過ごさせてくれた。

 

そんな今日、聴いていた曲が

S.L.A.C.K. 「何もない日に feat. SQUASH SQUAD」だ。

 

今日という日にばっちりだった。昼から酒を飲みながら聴いていたので尚のこと。

 

この曲はS.L.A.C.K.(現5lack)の「我時想う愛」に収録。

客演にSQUASH SQUAD(LOOTA,VITO)が参加。

シンプルなトラックの上で3人が淡々とラップする。

雰囲気的にはすごくチルいけれど、3人のリリックは優しく、そして深く、弱さも感じながらその中に静かな力強さも感じる。

それがとても心地よい。

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S.L.A.C.K. 「我時想う愛」

〈以下リリック ※特に好きなバース切り抜き〉

 

S.L.A.C.K.

「真面目でいても辛いし生きれない」

「忘れたいこと山積み I Got A Bitch」

「悲しいことがまやかしなこと もう昔のこと その時以外はクソ」

「気楽アフタヌーン 肩の力抜く また1からループしてくだけ

 磨くテクだけ 当たって砕ける」

「道じゃない道を歩いて疲れる」

 

LOOTA

「寝かせば傷も消えるが もういい」

「Coffee & Cigarette 甘くねえ人生にジグザグの足跡つけるTimberlnad 歯喰いしばれ 続く睨めっこ  そしてClock Workの仕掛け」

 

VITO

「今日は世界でオレだけがホリデイみたいに勘違い 越えてくノリで」

「トラップなしで頼むよ今日は 曲がる向こう側 知らないコーナー」

 

 

すごく良い。詩的センスが非常に良い(デビューした頃のSQUASH SQUADは比喩表現の鬼だった印象)し、リラックスの中にポジティブさを感じる。

 

三者三様だが、それぞれ自分の弱さやバッドマインドを受け入れ、”仕方ねえよな”と言わんばかりのクールな強さを表現しているように感じる。

 

皆それぞれで色々ある。苦労も人それぞれだし、悩みの種も違う。

時に悩みの種類が似ている人がいて共感して楽になることもあるけれど、それでも最終的には自分自身のことだから、そのまま悩み続けるのも、忘れるのも、簡単に考えてしまうのも最終的には自分だ。

 

オレはこの1年仕事に時間を費やしまくっている。

連日多忙で自分でもオーバーワークだなと思いながらも働き続ける。当たり前のように疲労が蓄積してくる。疲労がピークに達し始めると、

”オレは会社のトップの資本の中のゼンマイの1枚、もしくはトップの人生のキャストの1人だ、がっちり成果をたたき出すためにはこれくらいの疲労も苦労も屁のようなもんだ”なんて感じで考えがイカれ始める。

本来、オレはオレだし、いざとなればこの会社から立ち去ればいいだけの話だけれど、日々が多忙過ぎて休む暇がないと、そんなこともわからなくなることがある。

 

そんな時にこの曲のように、「何もない日」ってすごく大事なんだと思う。

休まなくても平気な人も世の中いるが、オレはきっとそうではない。

本当に何もない日を作ることで、リラックスできるし、そのおかげで本来の視野を取り戻すことができるんだと思う。

 

今日酒を飲みながらぼんやりと多忙な日々を振り返って、「もう少し頑張ってみてそれでも状況変わらなければもういいか」なんて気楽に思うことができた。

何かを辞めるっていうのはすごく悪印象な感じだけど、辞める=新しい環境のスタートと思えば悪いことじゃないと思う。

 

「何もない日」は自分の人生を見つめなおす時間になる。

この曲はそんなことを言っている気がする。(勝手な解釈)

 

オレみたいな人がいたら是非「何もない日」をつくって、「何もない日に」を聴いて過ごしてみてほしい。

 

我時想う愛

我時想う愛

  • S.L.A.C.K.
  • ヒップホップ/ラップ

music.apple.com

 

MULBE 「FAST&SLOW」

 

おはようございます。

 

今日は朝の投稿。

5:30に目覚め、音楽を聴き、コーヒーを淹れ、そして一服。

朝の静けさは夜の静けさと違う良さがある。

早朝は活動している人や車通りが少ないし、忙しなくなる前の時間は空気が澱んでいないように感じる。

空気は1日通して澱む気がする。排ガスで澱むわけではなく、人間の感情の色々や人間同士の色々、日本独特の規律を重んじた空気感、そいうので空気が澱んでいく気がする。

だから、そんな澱んだ空気になる前の早朝はとても清々しい。

頭の冴えも良いし、一服の美味さも格別。

 

今日は最近発売した、

MULBEのアルバム「FAST&SLOW」を紹介する。

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MULBE 「FAST&SLOW」

その前に簡単にMULBEについて紹介。

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MULBE

広島県出身のラッパー。沖縄県出身のラッパーであるD.D.Sとのデュオ”N.E.N”としても活動している。

個人としては音源やライブのみならず、MCバトルでも数々の功績を残している。

そんなMULBEが12月9日に発売したアルバム「FAST&SLOW」

個人的には非常に良作だった。今回はアルバム内でオレが特に好きな曲、リリックを紹介していく。

 

3曲目:SCAR

トラックはMASS-HOLE。

MASS-HOLEのガツガツとしたハードな音のうえで、MULBEもガツガツとかます

その中でガツンときたリリックがこれ。

↓↓

バース2

「まずミス認めずすぐ誰かのせい 誰かの知り合いとか興味はねぇ 他人は他人でてめえはてめえ 決して誰にもさせん査定」

 

皆他人の顔色うかがって思い通りにならなきゃ不機嫌。そんなことにアホかって思ってたオレの日常にドンピシャ。

 

 

4、DO ORIGINOO feat. 仙人掌

仙人掌が客演のこの曲。

MULBEも勿論かカッコいいけれど、仙人掌がぶちかましてきた。

その仙人掌のリリックで特にカッコいいのがこれ。

↓↓

仙人掌バース

「あの日オレだけグラスに水道水 今はベッド横にいるSweet of Sweet」

「ラッパーで食うとかそんな興味ねぇ そのダセぇの作るなら働け」

 

相変わらずクール。自分自身のオリジナリティを磨き、そして信じてきた結果を見せつける。それでも現状に媚びない。そんなカッコ良さ。

 

 

6、TAKE ME HIGHER

youtu.be

トラックはDJ SCRATCH NICE。心地よいトラックにMULBEが気持ちよくラップをのせる。それでも内容はがっちり。リリックが強い。

↓↓

「身に染みてる負け癖 払拭 Stay Strong」

「犯す間違い 気づく過ち たちまち何から切り裂かれて 再度繋ぐマチ針」

 

人生は自分との戦いであることを改めて教わることができる。

 

 

7、I DON’T WANANA

RUFFのチルいトラックにチルい内容のラップ。

フックの、

「I DON’T WANNA ILL, I JUST WANNA CHILL」

は王道チルフレーズ。

寒空の下でイヤホンでこの曲を聴きながら、コーヒーを片手にSlow Burnしたくなる。

 

 

8、GET BUSY feat. MEGA-G

素晴らしい組み合わせの曲。各々のHipHop LIFEをスピット。

流行りに媚びない2人。あくまで自分のスタイルを追求。

MEGA-Gは相変わらずのライミング。そして、そんな中にしっかり内容を聴かせてきた。特に好きなリリックがこれ。

↓↓

MEGA-Gバース

「人は人 もう比べるな 敵は我なりだ どう迎えるか」

 

TAKE ME HIGHER」のMULBE氏に続き、MEGA-Gからも人生は自分との戦いということを教わる。

 

 

13、TIME GOES ON

渋いMASS-HOLEのトラックに渋いMULBEのラップ。力強さと優しさを感じる。

仕事帰りに聴いて明日への糧にしたい内容。

特にこのリリックが好き。

↓↓

バース1

「ついてくる自信 追いつけ追い越せで必死 我見失わないように」

 

 

14、CAN’T KNOCK feat. B.D.

まさかのBigoトラックにB.D.。

意外な組み合わせでもばっちりはまっている。というかMULBEもB.D.もばっちりはめてきた。

気持ちよすぎる以外何もない。2人ともリリックも最高。力みすぎず、でも力強く感じることができる。

こちらはこのアルバム内でローテーション率が高い。

 

 

以上。

 

今日紹介した曲以外にも豪華客演(D.D.S、T2K、MILES WORDなど)、豪華トラックメーカー陣(GRADIS NICE、NAGMATIC、GRUNTERZなど)で作り上げられた傑作。

紹介していない曲も勿論良かったし、アルバム1枚を通して聴ける内容の「FAST&SLOW」。自分と戦ってる人は特に共感できることが多いと思う。

チェックしていない人は是非チェックしてほしい。

 

Amazon | FAST&SLOW | MULBE | ヒップホップ | 音楽

 

FAST&SLOW

FAST&SLOW

  • MULBE
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1833

music.apple.com

 

最近聴いて良かった曲

 

こんばんは。

 

今年ももうすぐ終わる。コロナ騒ぎで1年終わってしまう。

コロナで世界中がネガティブになっている。

そんな中でも音楽は明るい気持ちにさせてくれる。

時に安らぎも与えてくれる。

アーティストはこんなご時世でも曲を作って世に送り出す。

自分自身がやらなければいけないことを全うしている。

そう思うとオレも自分のやるべきことを全うしよう思う。

そして、こんな世の中でも楽しもうと思う。

これまでの楽しみ方に縛られていては楽しめない。

外出が減ったけど、家で楽しめることもたくさんある。

このブログもそうだし、酒を飲みながら家で音楽を聴いたり、昔聴いていたサブスクにはない音源を掘り返してみたり。

 

そんなこんなでいつも音楽に日々を救われ、楽しませてもらっている。

 

今日は最近聴いて良かった曲を紹介していく。

 

1、「Period. feat. RYKEY」 漢 a.k.a. GAMI

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Start Over Again EP / 漢 a.k.a. GAMI

youtu.be

漢の復帰作「Start Over Again EP」収録の曲。

失敗を糧に、そして軸はぶれず、本物の「漢」を証明し続ける漢。

いつも冷静に自分を見つめているから、周囲を冷静に見ることができる。

漢はいつもそんなことを教えてくれる。

GADのトラックも最高。RYKEYのフックもかなり良い。

 

 

2、「Cheeba Cheeba」 ULSD

 

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Legacy / ULSD
Cheeba Cheeba

Cheeba Cheeba

  • ULSD
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

トラックメイカーのULSDのアルバム「Legacy」に収録。

ビートオンリー。かなり気持ち良い。

この曲がかかったら不思議と着火したくなる。

昼酒時の一服にも合うし、夜の車内でもばっちり。

アルバム通して気持ち良いけれど、特にこの曲はツボ。

 

 

3、「踊狂 feat. 5kack REMIX」 ISSUGI

 

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16GEMZ / 16FLIP VS ISSUGI
踊狂 ft. 5lack REMIX

踊狂 ft. 5lack REMIX

  • 16FLIP VS ISSUGI
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

SickTeamの1stに原曲が収録。

原曲のブダさんトラックも良いけど、16FLIPもやはり間違いない感じできた。

「踊曲」は計4曲のバージョンがある認識で間違いないか?

・2011年のSickTeam「踊狂」(原曲)

・2014年のSickTeam「踊狂 - Cazal Organism Remix」

・2019年のISSUGI feat. 5lack「踊狂REMIX」

・そして、今回。

これだけバージョンがあって、どれも良いというのはすごい。

今回もハズさずに来てくれてありがとうございますという感じだ。

 

 

4、「Too Wash」 Keep7aw/MyO

 

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CARBON / Keep7aw/MyO

 

youtu.be

このアーティストはこの曲で知った。

AppleMusicの「あなたへのおすすめ」ででてきた。

トラックが%C。すごくチル。

そして、ラップもチルい。

今後このアーティストをディグっていきたい。

 

 

5、「病む街 3000 feat. Mega G, Shadow Great」 Omen 44

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7 / Omen 44

 

youtu.be

Omen 44のアルバム「7」に収録。

ペイジャーが好きなら絶対好きでしょ。

ガチで病む街になっているご時世にぴったり。

さすがMEGA-G、最後に「生き抜こう目玉赤いうちは」でシメる。

これ聴いたら久々にMEGA-Gの「BASIC TRAINING」を聴きたくなってしまった。

CD倉庫のどこかに埋もれてる。明日の朝起きたら探す自分が思い浮かぶ。

 

 

以上。

 

自分を裏切らないのは自分自身と音楽。

そして音楽と言ったらHipHop

 

今日も自己満ブログが書けて良かった。

ぐっすり眠れそうだ。

グッドナイト。

 

 

 

WILYWNKA 「NO SLEEP TILL」

 

こんばんは。

 

今日は先日発売したばかりのWILYWNKAのEP「EAZY EAZY」から、

NO SLEEP TILL」を紹介。

 

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WILYWNKA「EAZY EAZY」

 

高校生RAP選手権、ラップスタア誕生などで一躍全国的に有名になった若干23歳の大阪出身のラッパー。ソロ以外でもVIGORMANGeGとともに「変態紳士クラブ」としても活躍している。

 

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WILYWNKA

 

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変態紳士クラブ(左から、GeG、WILYWNKA、VIGORMAN)

 

10代の頃から培われたラップスキル、そして、人生観を投影したラップ内容は、オレみたいな30代のじじいが聴いてもすごく突き刺さる。

今っぽいラップでもありながら、30代のHipHop好きでもすんなり聴けてしまうような曲が多い。

 

そんなWILYWNKAの発売したばかりのEP「EAZY EAZY」収録「NO SLEEP TILL」は本当に突き刺さった。

 

多忙&ネガティブから抜け出してきたオレのマインドにぴったりな内容。

一回りも年下のラッパーにくらってしまって情けないけれど、オレとは比にならないくらい荊の道を歩んできたであろうWILYWNKAが歌っているから納得させられるし、勇気づけられる。

そんなパワーがあるリリックをこのブログを読んでくれた人にも知ってほしい。

↓↓

↓↓

 

(lylics)

「目の前の現実に溺れたり クソ真面目にやったのにガッカリ どう考えてもうまく

いかない そんな事ばっかでも止まれない」

 

うん、本当にWILYWNKAの言う通りだ。まさしく最近クソ真面目にやったのにその結果にがっかりだった。でも時間はすすむばかり。そんなことでしょげてはいられない。

 

 

(lylics)

「まだ死ねない 明日とかない クソな毎日に送るよバイバイ 諦めが悪いタイプ

満足もできない でも満たない日々に熱くなってくるVibes Always この気持ち

止まらない 想定外の世界にトライ Ok あとはオレに任せろ このクソな人生に

ケリをつけよう」

 

このフックでがっちりもっていかれる。

失敗するからこそ燃える。というか失敗しなきゃ成功もない。失敗を知って成功の確率をあげるもんでしょ。後ろ見てもどうしようもないし、前向いて進むしかない!

まじでそんな風に思える曲。

めちゃくちゃポジティブソング。

 

人生は失敗がつきものだけど、それも楽しまないと。

WILYWNKAのおかげで改めてそう思えた。

まさしく、HipHopには礼を言いたくなると思える曲。

 

今日も色々あったし、失敗と思うこともあったけど、そんなこと言ってる間にもうすぐ明日だ。

 

「オレも頑張ってるんだから後ろばっか見てないで頑張れよ、お前男だろ」

WILYWNKAはリスナーそんな風に言ってくれてると思う。(勝手にそう思ってる。)

 

そんな「NO SLEEP TILL」収録のEP「EAZY EAZY」は他の曲も良曲ばかりだから、皆にもぜひチェックしてほしい。

 

「1%」公式HP

  ↓↓↓

1% | ONEPERCENT (the1percent.jp)

 

皆明日も頑張ろう。

グッドナイト。

5lack 「世は地獄」

 

こんばんは。

 

久々のブログ投稿。最近全然書けずにいた。

10月、11月と仕事が多忙過ぎた。1日10~12時間働くのが常態化し、休日出勤も多かった。休んでいても会社から電話はくるし、トラブルも相次いで気が休まらない日々。

疲労困憊、睡眠不足でネガティブマインドに陥ってしまっていた。

そんな感じでブログ投稿に気持ちがいかなかった。

 

最近は調子が戻ってきて、リラックスマインドになってきている。

「もっと気楽に」という先輩の一言に救われて、「なるようにしかならない」と考え始めてだいぶ気楽になった。

 

あとは、いつものごとく、HipHopに救われた。

 

そんな救いの曲が、5lack「世は地獄」

(2013発売のアルバム「5 Sence」に収録)

 

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5lack 「5 Sence」

この曲めちゃくちゃ良いこと言っていると思う。

特に良いのが、

「どの山越えりゃ安定 なんてないね きばってないでさ とはいえ難しいぜ人生」

 

「迷わないなんて無理らしいぜLIFEは」

 

「自分を大切にしなけりゃいけないようだな 要はお前を守れる現実のフレンズは

お前以外は周りにいない」

 

このリリックに本当に救われた。

5lackが言う通り、自分を守ってくれる人なんて最終的には自分しかいないってことを痛感した。

優しい言葉をかけてくれる人はもちろんありがたいけど、自分のキャパを知って自分を休ませてくれるのは会社や家族や友達でもなく、自分しかいないんだなと改めて思った。

そもそも自分を大事にできない人が周りを大事にできるはずもない。人間辛い時でも余裕を持つように意識すれば余裕なんだろうし、その余裕が周りを大事できるキーなんだと思う。

 5lackはそういうマインドを持っているんだろうな。

もちろん直接会ったことなんてないけど、曲からそんな余裕を感じることができる。

 ソース画像を表示

 

5lackみたく、というかオレはオレ(今日からブログで“私”と言うのをやめる。普段私なんて言わないのにブログだからかっこつけようと思って“私”とか言ってた。こういうところこそ自分に負荷をかける悪因だ。)でオレらしく余裕を持っていきたい。

 

行き詰ったら、敢えて流れに身を任せて“ただ揺られる”のも悪くなさそうだ。

 

 

ぜひ、疲労困憊で気持ちに余裕無しの人がいたら、この曲を聴いてリラックス&リセットしてほしい。

 

最近はこれくらいの時間に寝るようにしている。

これから布団に入って、改めて「世は地獄」を聴きながら寝よう。

 

グッドナイト。