今日紹介するのは、ZONE THE DARKNESSの
「奮エテ眠レ」。
ZONE THE DARKNESSは2014年に改名し、現在はZORNとして活動。
改名以降も数々のクラシックを残している。
最近では破竹の勢いで、ANARCHY、MACCHO、KREVAなどのビッグネームをフィーチャーした楽曲を次々と世に送り出している。
ストーリー性のあるリリックや、ライミング、誰もが頷いてしまうような説得力のある表現がZORNの魅力だと感じる。
そんなZORNことZONE THE DARKNESSのクラシックとも言える「奮エテ眠レ」を今回はピックアップしたい。
※アルバム「The N.E.X.T.」に収録。
北海道出身のビートメイカー、Michitaの哀愁漂うビートの上でパンチラインの応酬。
1日に28回リピートしたこともあるほど大好きな曲。
ほぼパンチラインだが、特に、
「あと一歩のところで届かないことがよくある。掴みかけた瞬間、裏切られた気分さ。筋書きが無になり振り出しに戻っても、俺が夢を捨てなければ夢は俺を捨てない。成功が努力よりも先なのは辞書だけだ、保証もないものに一生を賭けな。それでもその扉が開くとは限らない。だが夢も見れないような男には先はない。」
のところに完全クラってしまった。
当時のポエトリーリーディングなスタイルや抑揚の付け方の巧みさも加わり、初めて聴いた時、まるで自分に言われてるかのように感じてしまった。
今でも辛い心情になった時に聴くとクラってしまう。
こんな素晴らしい曲が、小学校の音楽で取り上げられたり、メディアに流れるべきではないか。これぞ教訓。人生の教科書。
必聴。